あらすじ
ハネムーン旅行中、新妻の房子が暴力団に襲われた。
だが平凡なサラリーマンである成田は、なにひとつ手出しすることが
できなかった。二人の間には越えることのできない亀裂が走った。
成田にとって、それはとりかえしのつかない妻への心の債務であった。
―十年後。不治の病に冒されたと知った成田は復讐へと立ち上がる。
妻から愛のかわりに白い羽根(卑怯者のしるし)を与えられた成田にとって、
それはラストチャンスであった。真実の愛とは何か、を描くサスペンス・アクション。
(amazon 「BOOK」データ-ベースより)
ハードボイルドです!!
さえない会社員だった主人公の成田が自分の残り少ない余命をかけて
復讐に燃える話です。
半年で政治家と癒着のある暴力団を壊滅させるなんて、普通では
ありえない話なのですが、これを読むとありえるような気がしてしまいます。
命をかけて戦う男はカッコイイ!
相手が暴力団じゃなくても仕事や何かを守るために命をかけられる人は
人を惹き付ける何かがあるのだと思いました。